私たちが処理する感覚の80%以上は、脳から身体にではなく、身体から脳に伝わるものである。
したがって、破局的思考を軽減したいのであれば、まず身体を中心に対処の計画を立てること。
私たちは身体の本来の状態を変えずに、心だけを変えようとしすぎるのだ。
呼吸法の練習や、屋外で過ごす時間、自分の本当の気持ちを率直に言語化するといったことは、よりバランスの取れた視点をもたらし、副交感神経系が私たちを落ち着かせ、ストレスホルモンであるコルチゾールのレベルを素早く低下させることがわかっている。
脳が自分の感情に正確な名前をつけると、扁桃体を落ち着かせる神経伝達物質が分泌される。