プロデューサーの業務内容は会社や人によっても異なるだろうが、私の場合、ゲーム開発の現場監督であるディレクターなどと議論を重ねながら、作品のコンセプトや方向性を決めることが最も重要であると思っている。
私はディレクターの判断を尊重し、現場の作業にできるだけ口を出さないようにしている。指示系統を一本化して混乱を避けるために、現場の作業に直接言及することはほぼなく、ディレクターを介している。
プロデューサーは制作以外の仕事も担い、たとえばプロモーションや宣伝にも関わる。他社との共催イベントや関連グッズの監修など、細部に目を配るのも大事な役割だ。