家に佐川急便株式会社の配達員がやってきました。
いつものように長男が玄関に出ると、配達員の男性はこういったのです。
「お母さんを呼んで」
荷物を長男に渡さず、母親を呼ぶように伝えました。
代わりに受け取るように頼んでも、「大事な荷物だから」と一向に長男には荷物を渡さない、配達員。
荷物を見て、それが配達員の配慮であることに気が付きました。
なぜなら、品名に『LEGOブロック』と書いてあったのですから!
届いた荷物は子供のために注文したクリスマスプレゼントだったのです。
配達員は、いつも荷物を届ける時に、長男が宛名や品名を見てつぶやいている姿を知っていました。
品名を見た配達員は、子供たちへのクリスマスプレゼントである可能性を考えて、わざわざ母親に手渡しをしたのでしょう。
「私の中ではその配達員がサンタクロース。いつか子供たちにこの話をしてあげたい」