2008年までにスペースXは3度連続でロケット打ち上げに失敗。

テスラもEVの量産に苦戦して、有り金は底をつく。

弟のキンバルが銀行に担保として差し入れていたアップル株を売らせてテスラ社員の給料を払うところまで追い込まれた。

この頃のマスクが夜な夜な「叫んでは吐いていた」。

テスラではそれまで無料だったミネラル・ウォーターが有料になり、社員の多くが「この会社も、もうそれほど長くない」と感じていた。

スペースXは4度目の打ち上げで成功し、NASA(米航空宇宙局)から16億ドル(当時約1600億円)分の打ち上げ契約を取り付ける。

テスラも量産に成功し、世界で最も価値のある自動車メーカーになった。

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