原子力電池は50年間の安定した発電が可能としており、充電、メンテナンスが一切不要。

放射性同位体ニッケル63から発せられるベータ粒子を用いている。

電圧は3V、出力は100μWと小さいが、本体サイズはわずか15×15×5mmでコイン1枚よりも小さい。

常に電気を発しており、毎日8.64J(ジュール)、毎年3,143Jのエネルギーを発することができる。

「永遠に充電する必要がないスマートフォン」や「永遠に飛び続けられるドローン」も実現できるとしている。

発火しない、爆発しない、充電サイクルを持たないといった特性も持つ。

-60~120℃の環境で正常に動作し、自己放電も発生しないといった特性を持つ。

外部に対して放射性物質を出すこともないため、人工の心臓や渦巻管といった医療機器にも応用可能。

ニッケル63は壊変で最終的に銅の安定した同位体となり、一切の放射性を持たず、自然や環境への脅威にもならないとしている。

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