根本的な帰属の誤りとは、ある人の行動を内的要因(性格特性など)によって説明し、外的要因の影響を過小評価することをさす。

たとえば、職場からのZoomコールの際、あまりカメラをオンにしない社員がいたとする。

この人に対して、物静かでシャイで、チームプレーヤーではないと判断したくなるかもしれないが、それは根本的な帰属の誤りだ。

実際には、コールのさなかに子どもたちの世話をしているなど、画面の外にその他の用事を抱えているだけであることも、十分に考えられる。

「にもかかわらず、この人はチームプレーヤーではないと思い込んでしまうのだ」

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