米軍の海外駐留兵力は23万人弱で、南極を除く全大陸に将兵を置く。これほどのスケールはアメリカ以外になく、中国、ロシアも真似できないだろう。
1位:日本5万5600人、2位:ドイツ3万9050人、3位:韓国3万400人、4位:イタリア1万3050人、5位:クウェート1万人、同イギリス1万人、同カタール1万人で、在日米軍がトップを飾る。
アメリカにとって日本は、インド太平洋における覇権を維持するための“浮沈空母”と位置づけている。
在日米軍約5万5600人もこの戦略に合わせて海・空重視型のフォーメーションをとっている。海軍7000人、空軍1万7000人、海兵隊2万5000人なのに対し、陸軍は約2000人と極端に少ない。
日本政府が在日米軍の駐留経費の一部を肩代わりする、「思いやり予算」が非常に魅力的だと言われる。
その額は年間2000億円以上で、駐留経費の実に8割以上にのぼると言われている。