マンガとアニメとゲームって、非常に親和性が高いんですね。ザックリ言うと、マンガに色が付いて動けばアニメ、それを自分の手で動かせばゲームなんです。
僕は現場にいたころ、「アニメやゲームは、しばらくマンガに勝てない」と思っていました。なぜなら10代の才能の発見や育成に関してノウハウがないからです。
アニメ会社もゲーム会社も、企業は儲かるけど個人が儲かるシステムになっていない。つまり著作権が個人に帰属しないんですね。
才能のある10代が億万長者になれるとしたら、マンガしかないんですよ。マンガからアニメやゲームになるのは、初版が30万部売れればすぐに話が来ますから、非常に簡単です。