・記者の質問に対する答えは3種類しかない。「わかっていて、これからお答えします」「わかっているけど、お答えできません」「わかりません」だ。
・相手の反応は、こちらの鏡である。
・質問されたとき、そこに含まれる前提や議論には突っ込まず、そのまま受け入れてしまうことが多い。人とはそういうものだ。そして、当然ながら、記者は、自分の求める答えが得られるように質問してくる。そういうとき、私は、こういうことをお尋ねなのですねと、正確・適切だと私が思う前提で言い換える。こうすれば、事実に基づく回答ができるからだ。