「人生の重要ななりゆきを自分の力でコントロールできる」と考えているかどうかが、幸福感に大きな影響を与えることがわかった。こうしたコントロールの感覚は、社会階級や収入から得られる場合が多い。
「社会システムの下の方に位置するということは、不測の事態、脅威、災難の増加や、社会的支援、将来の機会の減少、そして保護、権力、人望レベルの低下と、結びついていることが多い」
そうした状況は、コントロールの感覚や自信、独立心の低下を招き、「社会経済的目標を達成できる」という確信が得られないことにつながり、それが全体的な幸福に影響を与える場合がある。