出生率が極めて低い。韓国は、この分野で新記録を樹立し続けている。OECD諸国で出生率が2番目に低い国は日本だ。台湾を独立した国とみなせば、世界記録で韓国に挑戦することになるだろう。一方、中国はまだそれほど裕福でもないのに、出生率はすでに急落し、日本に後れを取っている。東アジア人は昔から不妊だったわけではないが、これは文化的、歴史的状況とは無関係に存在する不変の特性ではないことを示している(結局、中国人はどういうわけか14億人になったのだから)。しかし、この地域の国々は例外なく、経済成長と近代化に反応して、家族を持つ可能性が大幅に低下しており、その崩壊の程度は世界の他の地域では見られなかったものだ。