韓国、日本、台湾、シンガポールといった東アジアの民主主義国家は、西洋の民主主義国家の多くの形態を備えているかもしれないが、機能的には非常に異なっている。韓国と台湾は第二次世界大戦後の解放後も長らく軍事独裁政権下にあり、それぞれ1987年(韓国)と1997年(台湾)という最近の世代でようやく民主主義になったことをほとんどの人は知らない。シンガポールは第二次世界大戦直後の独立以来、一党独裁制の民主主義国家としてよく知られており、日本も本質的には一党独裁制の民主主義国家である。日本の自由民主党(日本の戦前の右翼軍国主義政権と関連がある)は、自民党内の短い内戦により2009年から2012年まで一度だけ選挙で敗北した以外は、第二次世界大戦以来毎年政権を握っている。その後、彼らは政権を取り戻し、近い将来に政権を失うことはなさそうだ。