米プリンストン大学の経済学者、アン・ケースが「米国の資本主義と民主主義は、大学を卒業していない人々には有効に機能していません」と断言したのだ。スクリーンに映し出された図は、過去20年に白人低教育層の間で自殺、薬物過剰摂取、アルコール依存症が劇的に増加していることを示していた。こうした死亡を「絶望死」と名づけた。米国の総所得に占める上位10パーセントの富裕層の割合は41パーセントだった。2020年3月2日時点で、その割合は48パーセントに上昇している。

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