Posted on 2002年10月8日 by boss夢は幻覚とよく似ている。マクナマラ氏によると、夢を生み出す神経生物学的な信号と反応は、幻覚剤で引き起こされるものに近いという。 幻覚剤は「セロトニン5-HT2A」と呼ばれる神経受容体を活性化させ、これにより脳の「背側前頭前野」と呼ばれる部分が働かなくなる。その結果、意識によって感情が抑えられなくなる「感情的脱抑制」という状態に陥る。これは特に、夢を見るレム睡眠で起こることと同じだ。