管理職個人に社員採用の判断を委ねたとする。その場合、一人ひとりがいくつものバイアスを持っている可能性が高く、業務上のパフォーマンスとは関連性のない要素に基づいて、候補者を不利に扱ったり、有利に扱ったりしかねない。

 ある管理職は、みずからの母校である大学の出身者を採用したがるかもしれない。それに対し、別の管理職は、その大学の出身者との関係で嫌な経験をしたことがあり、不利に扱うかもしれない。

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