他者を親密に感じるかどうかは、関係構築に必要とされる3つの要素に左右されることが明らかになっている。

・継続性(consistency):互いに経験を共有し、定期的に交流する。
・脆弱性(vulnerability):互いに理解し合っていると感じ、本当の自分をさらけ出せる。
・肯定性(positivity):ともに楽しみ、相手を受け入れ、互いに評価されていると感じることで、相手との関係によって報われていると感じる。

 友人が職場を去るとそれまでの関係が突然終わるのは、その継続性が、同じ場所で一緒に時間を過ごすことで報酬を得ていることに依存しているからだ。定期的な交流がなければ(継続性の欠如)、すぐに互いの状況がわからなくなったように感じ(脆弱性の欠如)、相手から評価されて一緒に楽しんでいるという感覚がなくなる(肯定性の欠如)。

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