恥を感じたら、もし失敗したのが自分ではなく友だちだったら、どんな言葉をかけるだろう、と自問するとよい。この問いは、ネガティブ思考に囚われている自分に気づかせてくれるし、恥の感情に打ち勝つ助けになる。

 心理学的にも認められていることだが、このように感情を立て直そうと努めることは、健全な自尊心を育て、自分は価値ある存在だという意識や適切な帰属意識を培い、自己受容を強めてくれる。また、恥を感じた時に、逃避や反撃などの不健全な反応をしなくなるのにも役立つ。

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