「『21人で欅坂なんです。選抜にするなら私はもうやりません』。平手さんは今野さんを含めたスタッフたちに対してこう言い放ったのです。平手さんのこの発言で、場の空気は凍り付きました。泣いて喜んでいた“ひらがな”メンバーも何も言えなくなり、黙って下を向いていました。
はじめはシーンとしていたのですが、徐々に平手さんの意見に賛同するメンバーが現れたのです。次々に『私もそう思います』『私も!』と声を上げた。スタッフたちは懸命に説得していましたが、なかなか話はまとまらなかった。最終的に決定打となったのは、平手さんの『秋元さんと話してくる』という一言でした」