それまでの棋士と、終盤の概念が違うんですよね。論理的といいますかねぇ。玉を詰ますことに関しては、次元が違う力があったと思いますね。それを学んで育ったのが、羽生世代やと思いますね。そういう意味では終盤の革命を起こした人だと思います。ただ、きれいすぎるところもあるでしょうね。羽生さんはドロドロしたというか、羽生粘りみたいなところがあります。最近は少なくなりましたが、20代の頃は「まだやるか?」みたいなところがありました。すごい執念を感じました。谷川さんは、そんなことは若い頃からなかったと思います。

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