2019年の英国では、化石燃料を利用した発電量は全発電量の約43パーセント、石炭による発電量はわずか2パーセントだった。どちらも前代未聞の数字だ。

ここ10年の英国の統計には、ほかにも有望な数字を見ることができる。まず、2010年には全発電量のうち7パーセントだった「再生可能エネルギー」による発電量が、2019年には37パーセントに増加した。さらにこの国は、CO2排出量を「1990年比でおよそ40パーセント」削減することに成功し、2019年には主要7カ国で初めて「2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにする」という目標を正式に掲げた。

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