結果を出せずに病むと自分で負ける理由を作ってしまうことがあるんです。たとえば酒に逃げて「こんな駄目なことをしているから勝てないんだ」と言って、自分を納得させてしまうんです。これってすごく良くなくて。弱いから負けるのに、逃げてしまうんですよね。
「自分がこれだけダメ人間で勉強していないから勝てないのであって、自分が才能がなくて弱いわけではない」と逃げてしまう。弱くてもダメでも負けたら同じなんですけど、難しい屈折をするんです。「自分が弱い」以外の勝てない理由付けを作ってしまうんです。「じゃあ勉強しろよ」って話なんですけど。そのサイクルに入った人は抜け出すまでに時間がかかるんですよ。