夜勤がさまざまな疾患リスクを上昇させることはよく知られている。睡眠障害、狭心症や心筋梗塞などの循環器疾患、うつ病、肥満や糖尿病などの代謝障害、消化器障害など多数あるが、なんと言っても最近の話題は「がん」である。

 夜勤が、幾つかのがんの罹患リスクを高めることが疫学調査で繰り返し報告されている。例えば、夜勤に従事する女性では非従事者に比較して、乳がんの発症リスクが約1.5倍になる。

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