どうでもいい。
ああ、やはりわたしはこの言葉が好きだ。
楽器なんてどうでもいい。
音楽なんてどうでもいい。
音なんて鳴ってればいいんだ。
こんな気持ちで演奏をしてみたい。していたい。人生なんてどうでもいい。
そう思って生きていたい。他人なんてどうでもいい。
自分なんてどうでもいい。
本当にそう思った時、本当にやさしい人になれる。
そんな気がする。何にもこだわらず
何にも執着せず
いつも水平な視線を持っていたい。
そのために「どうでもいい」と口にするのかもしれない。世界がどうでもよくないことだらけだから
「どうでもいい」と口にするのかもしれない。
それとも世界があまりにもどうでもいいので
もっと「どうでもいい」と口にするのかな?どうでもいいんじゃないかな?
どうでもよくないかい?どうでもいいかな。
どうでも。