ジョニーは新しい学校に転校。
その最初の日、お父さんは学校にこっそりやって来た。「先生、うちのジョニーが心配なんです。
あの子はいい子なんですけど、やたらと賭け事が好きなんです。
他の子と昼飯でも賭けて、金を巻き上げるんじゃないかと心配で」
「そうですか?わたしにはそんなふうには見えませんでしたけど。
じゃあお父さん、お昼まで様子を見てみましょう」昼休みが終わって
「先生、ジョニーはどうでしたか?」
「ええ。お昼を賭けてる様子はありませんでしたよ。ただ…」
「ただ?」
「ジョニーが、わたしのお尻にきっとアザがあると言って、10ドル賭けたんです。賭けの無意味さを教えるため、私はお尻をまくって見せました。
もちろんアザはないですから、ジョニーは10ドル損したわけです。
彼もきっとこれで懲りて、二度と賭け事なんかしないと思います」「なんてこった!!」
「どうしました?」
「あいつは今朝、今日中に先生の尻を見ると言って私に100ドル賭けたんですよ!」