若者は大変だ。大人は、個性を発揮し、自分で考えろというが、世間は空気を読んで皆と同じように考え、行動しろと要求していることを知っている。若者は、大人が表面で言っていることと、本音で考えていることに違いがあることに気がつかないといけない。
大人は若者に、個性なんか磨かず、他人と同じように考えて世の中を渡れと言ってあげた方がいいと私は思う。そうすれば、若者は反発して、空気など読まず、個性を磨き、自分で考えるようになる。
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私は「学校」という共同生活環境において教師や学生同士が密着しすぎるのがマズいんじゃないかと思うけどね。もう集団面接型の学校教育は破綻してると思うよ。
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いつか放送大学でどこかの教授さんが言っていましたが、1年間あるいは複数年度にわたりメンバーが固定される教室が存在する限り、いじめはなくならないのだそうです。同一構成メンバーが長期間同じ空間にいると、どうしても同調作用が働いてしまうため、少しでも特徴のある人間を占め出そうと働きます。だから、発想を180度ひっくり返して、教師側が毎週特定人物をいじめるように事前に決めてしまうというやり方もあるそうで、実際に実践している学校もあった、かな…(詳細覚えていないので未確認情報です)。
小学校の3~6年間くらいは全員同じ授業が必要でしょうが、それ以降は大学と同じ単位性にしてしまい、個々人がカリキュラムを自分で作成する方が既に開発主義のフェーズを乗り越えた日本に似合っているのではないかと個人的には思います。もともとは経団連の要請でベルトコンベヤーの傍らで寡黙に働く労働者を養成するために文部省によって作られた現行の教育制度の前提は変わってしまったのだと認識する必要があるのかもしれないです。
(via otsune) 2008-01-08 (via gkojay, pdl2h) 2009-05-08 (via gkojay)