「下さい」と「ください」の使い分けは、一般的な国語辞典には書かれていないが、ビジネス文書や公用文の表記では、意識して行うことがあるようだ。

   日本広報協会のウェブサイトのQ&Aを見ると、「飲み物をクダさい」といった実質動詞の場合は「下さい」と漢字書きにし、「お飲みクダさい」といった補助動詞の場合は「ください」と仮名書きにすると書かれている。

   要するに、実質的にモノをもらう「くれ」の意味で使う場合は漢字、相手に動作を頼む意味で使う場合は仮名書きのようだ。

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