・国家安全保障問題担当補佐官のコンダリーザ・ライスは、パウエルと違って経歴が幸するどころか、むしろ邪魔になっている例である。学生時代に彼女はロシアを勉強し、ソビエト研究家として政治的地位を高めていった。中国の位置づけをほとんど理解できていなかった彼女がロシア中心の外交政策を支持したのは、そのシナリオなら彼女の知識は評価され、それ以外のシナリオでは職を失うからであり、そうする他なかった。

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