「本を注文したんですが、まだ届きません」「メールアドレスを変えたんですけど…」。京都市内のある喫茶店に数年前から、インターネット通販の利用者たちから間違い電話が頻繁にかかってくる。
「コーヒーショップ アマゾン」にインターネット通販サイト「アマゾン」の利用者たちから間違い電話がかかってくるようになったのは2、3年前のことだという。多い時には月10回ほどあり、応対していると常連客から「またか」と言われるように。
「『こちらは喫茶店です』と答えても『ああ、喫茶部門の方ね。カスタマー部門につないでいただけますか』と言われたこともあって。『個人の喫茶店なんです』と説明すると、電話を切られてしまいました」