さて、ここでこうしたうま味調味料を化学物質として排斥しようとしている人達の幾つかの理論について検証をしてみたい。まず、化学調味料という言葉に対しては、一般市民の大半の方は何かの化学物質を元に有機化学的に合成されていると感じておられる。しかし、たとえばグルタミン酸は最近ではサトウキビやトウモロコシの糖分を発酵させて作られている。そして、イノシン酸、グアニル酸といった調味料も皆天然物から抽出し、生成されている。このように発酵させて作られた物であっても、食品添加物として粉末となっている物質を見せられると我々は「化学調味料」という言葉に納得をしてしまうものである。しかし、「化学調味料」という言い方は、麦やブドウを発酵させ、蒸留によってアルコールが濃縮された「ウイスキー」や「ブランデー」を化学合成飲料という表現をするような奇妙なことである。
外部サイト「食品添加物を巡る諸問題」(長村洋一氏) – あべしの裏側 (via burnworks) (via yaruo) (via otsune) (via nobuseri)
2009-05-12
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