もう一つ極めて重要な質問に言及している。「あなたが最も苦手とする同僚について教えてください」という質問だ。
優れた対人スキルが必要なポジションならば、苦手な同僚に一語でレッテルを貼ってしまうか(「気難しい」「いちいち細かい」など)、もっと多面的に状況をとらえているか(「違う訓練を受けてきたので、仕事の手順について意見が合わなかった」など)を聞き取る。
レッテルを貼るのは簡単に決めつけることになり、一緒に働くための解決策を生み出すことは皆無に近い。多面的に解釈できるほうが、お互いに生産的に交渉できる余地がある。