Posted on 2013年11月11日 by bossウイルスに電極をつくらせるには、まず加工させたい素材にウイルスを晒す。すると、ウイルスの一部に自然に、あるいはヒトが誘発させるかたちで遺伝的変異が生じ、素材に付着する。その後、変異したウイルスを抽出し、これを細菌に感染させて無数の完全に同一のコピーを得る。このプロセスを何度も繰り返すうちに、ウイルスの“バッテリー職人”としての腕にはますます磨きがかかっていく。