アヒルやガチョウの種のなかには、きちんとお付き合いをしてからつがいになるものがいます。そして、生涯ずっと離れません。もし一夫一婦制の相手と引き離されるならば、激しく悲しんで落胆したりもします。多大のストレスを抱えてしまうのです。ほかにも、長期にわたってつがいになる種は存在します。一般的に、鳥は一夫一婦制である比率が高く、75%の鳥が一夫一婦制なのに対して、その割合は哺乳動物になると3~5%にすぎません。なお、ここでいう一夫一婦制とは、ひとつの繁殖期間中のみを指しており、それが終わるならば、次の繁殖期には別のつがいが生まれます。