「最近の研究によると、最大40パーセントの人が、メール、ゲーム、ポルノなど、ネットに関連した依存症のいずれかを抱えている。別の研究では、被験者となったアメリカの大学生のうち48パーセントがネット中毒で、残りの40パーセントは境界線または危険性がある状態だった。被験者の大半は、ネットとのかかわりを尋ねる質問に対し、どちらかというと負の影響があると答えた。オンラインで過ごす時間が長すぎるせいで、仕事、人間関係、家族との生活に支障をきたしている、と」
「憂慮すべき傾向が、マイクロソフトの実験から明らかになっている。2,000人の若い成人被験者を対象に、コンピューター画面に出てくる一連の数字や文字に注意を集中させる実験をしたところ、結果ははっきりとわかれた。ソーシャルメディアで過ごす時間が長い被験者は、そうでない被験者に比べて、集中して課題をこなす能力が低くなっていたのだ」