原子力村の幹部連中は、もはや原発エネルギーはクリーンでも安全でも効率的でも何でもないことをよく知っている。だって、原子力の資源となるウランの採掘、生成、濃縮、運搬、発電所の建設、さらに廃棄物の保管、再処理を考えれば、クリーンでもなんでもない。さらに、原発立地にかかる予算は「電源三法」によって特別会計に組み込まれ莫大な国家予算がつぎ込まれる。原発はもっとも経済効率の高いエネルギーだなんて大ウソ。現在の廃棄物だけではなく、将来にわたるものも含めて再処理するのにどのくらいコストがかかるのか、国家予算投入額がいくらなのか、そういうバックエンドコストがまったくカウントされていない。

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