ケーシングとは食べられる薄い膜状の袋のこと。つまり、ソーセージという大きなくくりの中にウインナーソーセージが含まれるということである。日本農林規格(JAS)において、ソーセージにはケーシングにより次のような種類に分けられている。

(1)ウインナーソーセージ:羊腸または製品の太さが20ミリメートル未満の人工ケーシングに詰めて加工したもの。羊腸であれば20ミリメートル以上でもウインナーソーセージという。

(2)フランクフルトソーセージ:豚腸または製品の太さが20ミリメートル以上36ミリメートル未満の人工ケーシングに詰めて加工したもの。豚腸であれば20ミリメートル未満でも36ミリメートル以上でもフランクフルトソーセージという。

(3)ボロニアソーセージ:牛腸または製品の太さが36ミリメートル以上の人工ケーシングに詰めて加工したもの。牛腸であれば36ミリメートル未満でもボロニアソーセージという。

ウインナーとは「オーストリアの首都ウィーンの」という意味の形容詞。フランクフルトはドイツ中部に位置する都市、ボロニアはイタリア北部にある都市、ボローニャのことである。

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