「D2Cという用語がスタートアップの総称になっている。D2Cとは『消費者に直接つながっている』という意味だ。D2Cのなかにはとても多くのものが含まれている。ただひとつのSKU(Stock Keeping Unit:最小単位)ではなく、マーケットプレイス全体だ。ほとんどのスタートアップは、もっとも簡単で資本もそれほど必要ないので、オンラインD2Cとしてビジネスをはじめる傾向にある。オンラインではじめたら、面白いショールーム体験をつくり出すことも簡単にできる。「直接つながる(Direct to me)」とは、顧客を所有することを意味する。だから、オンラインであろうが実店舗であろうが、同じ意味になると私は思う。卸売りチャンネルになったらD2Cは終わる」