太陽光発電システムと風力発電システムの建設コストが下がり、私たちは「石炭クロスオーバー」と呼ばれるポイントに到達したと言われる。すなわち米国では、石炭発電所の4分の3が、再生可能エネルギー発電所の運営コストを上回るようになった。4月には、再生可能エネルギーの発電量が石炭発電量を初めて上回った。
英国、スウェーデン、デンマーク、ポルトガル、ニカラグア、コスタリカなどの多くの国でも、低炭素エネルギーの発電量が化石燃料を追い抜いた。再生可能エネルギーを購入する企業も急速に増えており、2019年上半期は前年同期比20%増となった。