・グルテンが体内に入ると、小腸・大腸を含む腸全体で吸収されます。その際にタイトジャンクション(密着結合)が開き、腸内細菌から分泌された毒素が脳に運ばれ、脳に炎症が発生します。脳の炎症のために神経細胞は十分なニューロトランスミッター(神経伝達物質)が蓄積できず、それが初動の遅れとなって現れます。
・グルテンが体内に吸収されると、最終的に脳のオピオイド受容体と結合することが医学的に判明しています。それによりモルヒネ状の成分が発生し、軽度の感情的な高ぶりを発生させます。
・極限まで炭水化物の摂取を減らしたことで、糖ではなくケトン体を燃料として脳と肉体を動かしていることがわかります。
・ケトン体が素晴らしいのは、グルコースと比べてATP(エネルギー)産生比率が25%も高い、つまり燃費・効率が著しく良いということなのです。