意外な話かもしれませんが、実は私がはじめに最もこだわったのは、ファサードです。東京から帰ってきた後は、京都にある先輩のお店を手伝いながら物件探しをしていたのですが、祇園の店のファサードを何百枚と写真を撮ったり、暖簾の本を買ったり。毎日、筋を変えて帰って、「入りたくなる店の店構え」を研究しました。

目を引く店ってガラスでできているな、中が見えてお客さんの姿があると安心して入りやすいな…とか。目に留まる店はどんな店か?それはなぜか?を分析しました。

その考えをもとに、外から茶器が見えるようにして、「中国料理のお店かな?」と分かるようにしようとか。設計をつくりこんでいきました。

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