「将棋の真理はほぼわからないことがわかっている。(10の220乗とも言われる)指し手の可能性は膨大で、知覚できるのはほんの一かけらでしかない。到達点が見えないし、行けない……ただの幻です。でも、少しでもいいから前に進むことに価値や意味を感じることがいいんじゃないか。登る山が高過ぎて頂上までは行けないけど、途中の一里塚の景色を見るだけでも、ああ、やっていてよかったな、と感じられることもあると思うんです」

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