たとえば、A列の最初のセル10個に、「ABC-00001~ABC-00010」のように製品番号の一覧が入力されていて、「-」(ハイフン)のあとの数字だけのデータが必要な場合、「フラッシュフィル」を使うと簡単に「ABC」を消すことができる。2013以前のバージョンでも同じことは可能だったが、「FIND」「LEFT」「&」といった関数を組み合わせて使う必要があった。それがいまでは、誰もが驚くほど手早くできるようになった。

 パターンをつくるため、最初の空白セルに「00001」と入力しよう。「フラッシュフィル」がオンになっていると(「ファイル」→「オプション」→「詳細設定」)、すぐ下のセルに次の製品番号を入力し始めた瞬間に「フラッシュフィル」がパターンを認識し、残りの番号をすべて自動的に埋めてくれる。それでOKなら、[Enter]キーを押すだけだ。これを手動で行うには、「データ」→「フラッシュフィル」を選ぶか、[Ctrl]+[E]が使える。

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