デヴィッド・ボウイが「ボウイ債」を保険会社と提携して発行したのは1997年のことだった。この資産担保証券は、ボウイの楽曲が将来にわたって生み出すロイヤリティー収入の一部を投資家と分け合うことと引き換えに、資金を調達する仕組みだ。

つまりボウイは「自分の音楽はもっと人気が出るはずだ」と考えていた。彼の予見はまさに正しかったわけだが、要は報酬が得られるまで何年も待ちたくなかったのである。

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