ハードウェアスタートアップやる人は要メモ。
箱はMOQ数百だとクッソ高い。1000個でも高い。3000~ とか作ってやっとマトモな値段になる。でも、別に100個でも作ってくれる。勿論日本で作るより数倍安いw
箱の初期費を多く請求するEMSは疑え。箱の型代って高くても10万もしない
こんな箱はつくれないっていうEMSは箱屋変えろと怒鳴るべき。箱屋に行って交渉すれば本当に色んな箱がつくれる。
電子部品のMOQは日本の商社経由だったり正規代理店経由のときに言われるモノ
電子部品を香港ブローカー経由で買うってのはそんなに狂ったような行為じゃない。Cerevoは50%以上これでやってる。
香港ブローカー経由だとMOQ100個とか300個で平気に電子部品が買える。
稀に部品番号間違いで送ってきやがったりとトラブルは絶えないが、それも許せるぐらい安いw
電子部品のMOQで困ったら、或いは正規代理店が相手してくれなかったら、Winsomeのミシェルちゃん(アイコンは詐欺w)にCerevoのCEOから紹介されたぜとAlibaba TradeManagerで連絡してみるといい http://www.winsome.hk/
工場を探すならHongKong Electric Fair に行け。China global sourcing fair も同時開催されているので両方行くべし。ブースでいいなと思った工場があったら『We’d like to look around your factory and much more details of business discussion next week?』とその場で交渉。事前にWeChatを入れていくのを絶対に忘れずに。その場で『Could you exchange WeChat ID for factory visit?』だ。『Please take picture with me for remember』で写真一緒に撮るのも忘れずに。
これらのShowに行くときは翌週も中国で過ごす予定を入れ、ショウ終了後の週末(土日)に深センに移動し、翌週は先の会場でアポ取った工場をひたすら見学して回る。忙しい中相手してくれる皆さんへの敬意は忘れずに。CerevoとかUPQとか日本のハードウェアスタートアップの話題を出すと知ってる人も多いので話がはずむはず
金型屋(金型だけを作ってる工場)はなかなか香港ショウに出てこないのでうまく探さないといけない。Alibabaで片っ端から当たっていくのも一つの手。日本のクライアントさんは居る? って聞いてまわって絞っていくのもいい。
金型屋にはT1ショット射つときに必ず行くべし。現場でT1見ながらああでもないこうでもない、とやる。飲める人は中華料理と酒をご一緒して仲良くなっておきたい
基板屋は深セン近郊(東莞・広州・中山など)にある必要性が薄い。Cerevoでは大連なども使っているが問題なし。
Assy工場と金型屋、箱屋は距離が近いほうがいい。Assyは上海、金型は深セン、箱屋は浙江省とかになると色々とたいへん。もちろんこれはあくまで教科書的なはなし。Cerevoでは深センの基板屋で作った基板をベトナムに送ってSMTし、これと深セン製のアルミ筐体をフィリピンに送ってAssyというLiveShell PROでやっているぶっ飛んだスキームもあるが、慣れないうちはトラブル時の対応に時間がかかるのでおすすめではない。