「波乱の囲み会見を終え、1位に授与されるマントを羽織って舞台裏に戻ってきた松井を、運営幹部が『何であんなことを言うんだ。お前の味方は、誰もいなくなるぞ』と、強い調子で叱ったのです。すると松井は、堰を切ったようにその場で泣き崩れてしまいました」
が、ここに折悪しく居合わせたのが、昨年3連覇を成し遂げた指原莉乃だった。
「今回不出馬だった彼女は、テレビの生中継の仕事で現場に入っていました。そして、しゃがみ込んで号泣する松井に『ちょっと、私のマント汚さないでくれる?』と言い放ったのです。指原からすれば、自身が昨年得た約24万票に松井は遠く及ばないし、HKTの後輩である宮脇への“仕打ち”も快く思っていなかった。結果的にこの一言が、松井を長期療養へと追い込んだと言えます」