・近代社会が破綻する要因として、近代産業社会を支える不可欠な基盤であった「大衆(マス)」が突然不要になる、という実践面で大いに影響を与える現実な論点が示されている。

・かつては戦場や工場において、大量の兵士や労働者が求められ、彼らは「労働者階級」として政府や企業から必要とされた。

・情報化時代を迎えて、その多くはスキルを磨いた専門家とロボット、あるいは今後はAIで対処できることになり、多くのマスが不要になる。これをハラリは「無用階級(useless class)」の発生と言っている。

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