里見は今年度まで西山と計4度のタイトル戦を戦い、全て敗退していたが、10~11月の女流王将戦と今回の女流王座戦で連続奪取となった。先月閉幕した清麗戦では加藤桃子清麗(26)に敗れて失冠したが、早くも女流五冠に復帰した。同じく加藤の挑戦を受けた倉敷藤花戦も含めて4棋戦同時進行という異例の過密スケジュールを獲得3、敗退1で乗り切った。

 里見は過去にクイーン名人、クイーン王位、クイーン王将、クイーン倉敷藤花を獲得しており、今回新たな称号を加え「クイーン五冠」となった。女流8大タイトルのうち、クイーン称号を残すのは白玲、清麗、女王のみとなった。

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