「軽症で済むように進化したウイルスなど、歴史的に見てひとつも思い当たりません」
「進化は感染力が強まる方向へと進むのです」
「いまこの瞬間にも、何十億人もの人の体の中で何十億個ものウイルスが複製を繰り返しています。このため、次の変異株は必ず出てきます。そうなったとき、運の転びようによってはオミクロン株よりはるかに危険な変異株が出てくる可能性を否定できる理由は一切ありません」
「このウイルスに関して蓄積してきた知見から考えると、これ以上の変異株は出てこないと望める理由は一切ありません。また、オミクロン株が大規模な集団免疫の獲得の機会となり、パンデミックの終焉につながっていくことを望める理由も一切ありません」