今後何が起きるのか確信が持てない時、私たちは行動を回避しようとする傾向があるが、それには2つの理由がある。1つは、不安を感じて、潜在的な脅威や惨事を避けようという心理が働くからだ。もう1つは、実際に何か悪い結果が生じた場合、人は概して、自分が「やらなかったこと」よりも「やったこと」を後悔するからだ。

 それゆえ、私たちは「何もしないほうが無難だ」という発想になりやすい。

更新情報知らせます はい 不要