BPは30年にわたりロシアで事業を運営してきたが、保有するロシア国営石油会社ロスネフチの株式を売却して250億ドルの潜在的損失を被ることを、取締役会はわずか3日で容認した。

 BPはプーチン政権下で腐敗したオリガルヒ(新興財閥)との長年にわたる対立を経て、適切な距離を保ち、独立した関係を築いていた。しかし、今回の撤退の速さが意味するのは、たとえそのような関係が築かれていようとも、BPは迅速な出口戦略を事前に準備していたということだ。

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