我々がメインターゲットとしてきた10代顧客の離反が想像以上に大きかったことだ。ブランドのことさえ知らない、ブランド名を知っていても買ったことがない、といった声も多かった。顧客データで10代顧客の購買が下がってきていたのは認識していたが、認知さえされていないというのは、今回の調査をしなければ把握できなかったことだった。
今後は、LTVを高めるうえでも、ブランド体験の初期段階を担う10代のお客様とのタッチポイントをしっかりと作っていきたい。ただし、今回の調査結果で明らかになったように、「買わない」のと「知らない」では全く意味が異なる。そもそも認知されていなければ、10代向けの商品をどれだけ作っても、買っていただけるはずがない。